PCモニターの調整 HPやBlog等に画像を載せるようになって、特に注意しているのが「自分のモニターに表示されている色や階調が正しいのか?」と言う事。
普通、あまり気にされない人も多いのですが、買ってきたままのCRTや液晶モニターは、色温度やコントラストが、ある意味メチャクチャな事が大半。(異常に明るく青白いモノが多い気がする。色温度も工場出荷で9000Kとか・・・)コントラストや色のズレたモニターで画像を編集してしまうと、その画像は別のPCモニターでは変な色で表示されてしまうので、制作者の表現意図と違う事になってしまうのです。(お昼間が夕方のように見えたり)
そこでモニターのキャリブレーションを行う訳なんですが、プロ用のモニターや調整用のハードウェアを使用できれば正確なキャリブレーションも行えますが、高額な出費を強いられてしまうのと、自分の用途ではさすがにそこまでの精度は必要なしという事で、管理人は以下の画像やツールを使い、モニターの調整を行っております。
調整用画像(ドイツフォトイメージング工業会提供による「デジタルクォリティ(DQツール)®」)より
日本カラーラボ協会HPの日本カラーラボ協会DQツールを使用する事により、安価にモニターのキャリブレーションを行う事ができます。HPにはモニターの色調整のやり方なども詳しく解説してあり、とても有用なサイトです。
ただ、BlogやHPの画像を正しく見るには、それを閲覧するそれぞれのモニターも正しく調整されていなければなりません。(正しくキャリブレーションされていないモニターだと、ネットショッピング等で選んだ服の色と、色味が異なる服などが送られて来たりとか、笑えない事もあるようです。)
今回、掲載した画像のニュートラルグレー(ねずみ色)がマゼンタ(ピンク色)に見えたり、雲や人物の肌の色や階調が不自然に見えるようなら、コチラを参照にされてモニターを調整されてみるとよいかと。
正確に調整されたモニターは、デジカメプリントやカラープリンター出力とのマッチングも容易ですよ~。